億万長者の服飾デザイナーであり、世界で最も売れている音楽アーティストの一人であるカニエ・ウェストが、またしても論争の渦中にいることがわかった。今回は、彼の率直な意見やソーシャルメディア上での行動に対してではなく、タイ・ダラー・サインとの共同プロジェクト「Vultures」の紹介の際の服装の選択に対してである。
『Vultures』のリスニング・パーティーで、ウェストはクー・クラックス・クランに似た黒いフードをかぶっていた。その尖った形と顔を覆うことに重点を置いた服装は、クー・クラックス・クランの服装と平行し、批判と論争を巻き起こした。
さらに、ウェストの10歳になる娘、ノース・ウェストも同じようなフードをかぶっているのが目撃された。これがさらなる反発を招き、ネット上ではノースちゃんの将来への影響を心配する声が上がっている。一部のファンは、この写真がインターネット上に永遠に公開されることで、ノースちゃんの安全が心配され、一生反感を買うのではないかと心配している。
批判を浴びているのは、ウエストの服装の選択だけではない。このイベントの映像には、反ユダヤ主義的とみなされた彼の次のアルバムの歌詞の一部も公開されている。
ウェストが反ユダヤ主義的な発言で非難されるのは、今回が初めてではない。2022年、彼は反ユダヤ主義的発言の連発により、広範な非難に直面し、アディダス、ギャップ、バレンシアガとのコラボレーションを含む多くのスポンサーやパートナーシップを失った。
物議を醸しながらも、ウェストが音楽業界やファッション業界に与えた影響は否定できない。1億6,000万枚以上のレコードを売り上げたウェストは、グラミー賞で24回受賞、75回ノミネートされ、歴代10位となった。また、グラミー賞受賞数は、ジェイ・Zと並んでラッパー最多。ナイキ、ルイ・ヴィトン、ギャップ、A.P.C.とのウェアやフットウェアのパートナーシップ、そしてアディダスとのYeezyコラボレーションにより、ファッション業界における重要人物としての地位を確固たるものにしている。
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